【ロレックス】2025年新作大予想!120周年と記念すべき周年のモデルに何が起こるか?

2025年は、時計愛好家にとって非常に注目すべき年となりそうです。なぜなら、スイスの時計メーカー、ロレックスが創業120周年という大きな節目を迎えるからです。

この記念すべき年に、ロレックスがどのようなサプライズを用意しているのか、過去5年間の新作発表の流れを分析し、2025年の新作モデルを詳細に予想していきます。発表は例年通り、4月1日の「ウォッチズ&ワンダーズ(W&W)」で行われる見込みです。

さらに、2025年はデイトジャストが80周年GMTマスターが70周年という記念の年でもあり、これらのモデルからの新作登場が濃厚であると予想されています。


過去5年間の新作から読み解くロレックスの動向(2020年〜2024年)

ロレックスがどのような意図を持って新作を発表してきたか、大まかな流れを把握することは、2025年を予測する上で非常に有用です。

主な新作・注目点
2020年オイスターパーペチュアル(OP)のカラーダイヤル登場 (ターコイズブルーが牽引し、時計業界全体にカラーダイヤルブームを巻き起こす転機に)。サブマリーナーのグリーンベゼルにブラックダイヤル(スターバックス)も登場。
2021年デイトジャストにモチーフダイヤルが登場。エクスプローラー I にコンビモデルが登場し、驚きを与える。
2022年GMTマスター II にグリーンとブラックのツートンベゼルが登場。
2023年デイトナ誕生60周年。ムーブメント刷新、全モデルリニューアル。特にプラチナのアイスブルーモデルはシースルーバックに。GMTに18Kイエローゴールド(ジュビリーブレスレット付き)が復活。ドレスウォッチ「1908」がチェリーニの後継として新登場
2024年GMTマスター II にブラックとグレーのツートンベゼルが登場。デイトナのダイヤを多数セットしたモデルがレギュラーモデルとして登場。

5年間の新作から読み取れるロレックスの戦略的意図

この5年間を振り返り、ロレックスの新作発表の裏にある戦略的な意図を5点分析しました。

  1. 需要が低かったモデルのテコ入れ: 従来需要がそれほど高くなかったオイスターパーペチュアルやデイトジャストに対し、個性的なダイヤル(OPはラッカーのカラフルなもの、DJは凝った装飾)を投入しました。クラシカルな外観は変えられない中で、ダイヤルで個性を出そうとしています。
  2. GMTマスター II のラインナップ充実: GMTマスター II は現在、デイトナと並ぶほどの人気モデルに成長しており、ロレックスは意図的にこのラインナップを充実させ、育てていこうという狙いが見えます。
  3. ドレスライン「1908」の確立: 需要がスポーツモデルに偏る中、従来のチェリーニを全て廃番にし、**新しいドレスライン「1908」**を誕生させました。これはクラシカルな見た目、シースルーバック、50m防水性を備え、今後複雑機構を搭載するための優れたベースムーブメントとなることが期待されます。ロレックスは今後、ドレスウォッチの充実を図り、需要を分散させることをイメージしているようです。
  4. プロフェッショナルモデルへの金素材積極投入: ディープシーの18Kモデルのように、プロフェッショナルモデルへ金素材が積極的に投入されています。金相場が高騰している現在、金素材の投入により定価を上げ、将来的に金相場が下がった際に高い利益率を確保しようとする戦略が考えられます。
  5. デイトナの超高価格化・ラグジュアリー化: デイトナに金素材はもちろん、宝石系のモデルを多く投入することで、価格を上げ、ブランドの価値をさらに高めようという戦略が見て取れます。

2025年に向けた今後のロレックスの方向性(5つの柱)

これらの分析を踏まえ、ロレックスが今後数年間にわたって進めるであろう主要な方向性は、大きく分けて5つ挙げられます。

  1. 金素材の積極投入: プロフェッショナルラインを中心に、引き続き金素材のモデルが積極的に登場するでしょう。
  2. 人気モデルへの宝飾系モデルの展開: 2024年のデイトナのように、GMTマスターやサブマリーナーといった人気モデルにもダイヤモンドなどの宝飾を使ったモデルが投入されると予想されます。
  3. コラボレーション/テーマモデルの登場: ロレックスはコラボをほとんどしないと認識されていましたが、ル・マン100年記念モデルや音楽団、映画イベントとの連携を思わせるモデルが出ていることから、今後も不定期にテーマを設けたモデルが登場する可能性があります。
  4. ドレスウォッチ「1908」ラインの充実: プロフェッショナルモデルに集中している需要を分散させるため、1908の三針ムーブメントをベースに、さまざまな複雑機構モデルが開発され、ラインナップが充実していくでしょう。これは、時計業界全体の流行がラグジュアリースポーツからドレス系にシフトしつつある流れに乗る、またはロレックス自らが新たな流行を生み出す意図もあると推測されます。
  5. 新しい耐磁性モデルの誕生: 廃番となったミルガウスに代わり、現在ラインナップにない耐磁性を強調したモデルがそろそろ登場する可能性があります。チューダー(ロレックスの姉妹ブランド)ではマスタークロノメーター認定モデルが増えており、ロレックスでも将来的にはマスタークロノメーターに特化したモデルが誕生するかもしれません。

2025年新作:具体的なモデル予想(トップ4)

これらの前提と動向を踏まえ、2025年の新作として特に可能性が高い4つのモデルを予想します。

1. GMTマスター II の宝飾モデル(レギュラー化)

GMTマスター II はデイトナに並ぶ人気モデルであり、デイトナが2024年に宝石をセットしたモデルをレギュラー化したように、GMTマスター II もダイヤモンドをふんだんに使用した宝飾モデルがレギュラーラインナップとして登場する可能性が高いです。

2. 1908 の複雑機構モデル

新しく設計された1908のムーブメントは汎用性が高いと見られています。旧チェリーニにはデュアルタイムやムーンフェイズなどの複雑機構モデルが存在したため、1908でもデュアルタイムやムーンフェイズなどの複雑機構を搭載したモデルがラインナップに加わると予想されます。

3. デイトジャスト(80周年記念)の奇抜なダイヤル

デイトジャストは毎年何らかの新作が出ますが、80周年という節目を迎える2025年は特別です。ターコイズなどの奇抜な色合いや、これまでにない個性的な柄のダイヤルで勝負をかけてくるでしょう。実際、2024年には、植物モチーフやフルーテッドベゼルモチーフなど、従来の強い柄のダイヤルが廃番になっており、これは2025年に発表される新しいデイトジャストをより目立たせるための布石ではないかと考えられます。

4. エクスプローラー I の18Kフルゴールドモデル

エクスプローラーはこれまでステンレスモデルのみでしたが、数年前にコンビモデルが登場し、そこから約4年が経過しています。プロフェッショナルモデル全体に金素材を積極投入するロレックスの潮流、特にディープシーにまで18Kモデルが登場したことを考えると、エクスプローラー I の18Kフルゴールドモデルが登場する可能性は非常に高いと言えます。

その他:復活モデルの可能性

  • エクスプローラー II のコンビモデル: ロレックスが金素材の積極投入を進めている現状を考えると、エクスプローラー II にコンビモデルが登場する可能性も十分にあります。
  • 新しい耐磁性モデル: ミルガウスの復活ではなく、現在の耐磁性の基準に合った新しい名称のモデルが登場するかもしれません。

まとめ:2025年への期待と個人的な願望

2024年の新作発表は「静かすぎる」「期待外れだ」という声も聞かれましたが、2025年はロレックス創業120周年、デイトジャスト・GMTマスターの周年記念が重なるため、非常に期待が高まります。

ロレックスは、周年モデルの予想を完全に無視し、全く違うモデルを出すという意外性も持ち合わせています。そのサプライズにも期待したいところです。

個人的な希望としては、クラシカルなラインである1908から、デイトナと双璧をなすようなクラシックな手巻きクロノグラフが登場してくれることを強く願っています。